Bookmakerとは

そもそもブックメーカーってどういう仕組みなのかを紹介します。

Bookmakerとは bookmake.jpでは 日本の法律 用語の説明

ブックメーカーって何?

そもそも、ブックメーカーって何だろう、とお思いのあなた。わかりやすく説明しましょう。
ブックメーカーとは、簡単に言ってしまうと、「博打(ばくち)の胴元」です。というと、なんかとても悪いことのように思われるかもしれませんが、イギリスでは、法的に認められた(認可は必要ですが)、職業(?)として成り立っています。
ブックメーカーは、賭ける対象(イベント)を選択し、その当選倍率(オッズ)を提示します。賭けに参加する人たちは、そのオッズを見ながら、自分の好きなもの、もしくは純粋に賭けの対象として魅力のあるものに賭けます。
そのイベントの結果が出ると、はずれに賭けたお金は、ブックメーカーがそのまま受け取ります。当選に賭けたお金は、そのオッズに応じて払い戻されます。高いオッズの当選が出た場合には、ブックメーカーは、その払い戻しのリスクを負うことになります。
例えば、最近はあまり見ませんが、時代劇なんかででてくる丁半博打では、丁(サイコロの出た目の合計が偶数)と半(サイコロの出た目の合計が奇数)に賭ける額が同じになったときに、「丁半出揃いました」で「勝負」となります。 そのため、胴元(博打を開催している人間(時代劇では、大体そちらの筋の方))は、勝負に対してリスクは持っていません。ただ、ショバ代という参加料と、賭ける人がお金がなくなったときに、高利で貸し付ける利息が収入となっています。

今の日本で言えば、「競馬」や「TOTO」がこれに近い仕組みでしょう。
「競馬」や「TOTO」の場合は、集まった「賭け金」の合計の何割かを、胴元(「日本中央競馬会」など)が受け取ります(実際には、その何割かが、国や地方自治体に渡ります。そのため公営ギャンブルと呼ばれます)。
残った「賭け金」を賭けられた金額に応じて、払い戻しの率(オッズ)を計算して、払い戻します。ブックメーカーとの大きな違いは、ブックメーカーが独自の判断でオッズを提示するのと違い、実際に賭けられた金額に応じてオッズが変動する、という点です。
そのため、「競馬」や{TOTO」の場合は、基本的には損をしない仕組みです(ただ、運営費のわりに「賭け金」が少なかったりすると、赤字になります)。

ブックメーカーは、日本においては、賭博という位置づけとなり、違法です。競馬のノミ屋などが、ブックメーカーという定義に近い感じです。禁止されているということは、それだけ面白いということですから、これをなんとか法の範囲内で実現できないか、と考えたのが当サイトです。

合法と違法の分かれ目

公営ギャンブルには、大きく分けて2種類あります。1つは「公営競技」、もう1つが「公営くじ」です。
「公営競技」には、競馬、競輪、競艇、オートレースがあります。「公営くじ」には、宝くじとスポーツ振興くじ(toto)があります。これらは、合法的なギャンブルとして、位置づけられています。

また、これ以外では、パチンコ、パチスロもギャンブル的な意味合いが強いのですが、「景品交換」「景品買取」という間接的な換金という方法を採用することにより、ギャンブル(賭博)ではない、と定義されています。

他には、換金できないコインなどを使ったカジノは、ゲームセンターと同じ位置づけで合法ですが、換金できるカジノは違法となります。
ただし、グレイな領域としては、インターネットカジノで、カジノが合法的な国でサイトがオープンされていて、そこに対してカジノが違法とされる日本人が参加した場合です。どうも、法的に言うと、賭博罪にひっかかるのは、 胴元と賭ける人間が、両方とも違法である場合のようです。インターネットカジノの場合は、胴元が合法的であるため、そこに賭けて儲けたり(もしくは損をしても)、違法とはみなされないのでは、というのが今の解釈のようです。
ただし、今後こういったものが社会問題になるくらいに広まってくると、どういう解釈をされるのか、もしくは国税なんかがでてくる可能性もないとは言えないでしょう。

公営ギャンブルに関するサイト
日本中央競馬会(競馬)
日本自転車振興会(競輪)
競艇オフィシャルWeb
日本小型自動車振興会(オートレース)

財団法人 日本宝くじ協会
独立行政法人 日本スポーツ振興センター(toto)

そのほか、ギャンブルの解釈などを知りたい方は、インターネット上の百科事典Wikipediaで、
Wikipedia(ギャンブル)

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