Bookmaker豆知識:海外の現状
海外でのブックメーカーやスポーツブックなどの現状に関する豆知識です。
ブックメーカー
ブックメーカーは、イギリスの競馬場の場内で始まった「賭け屋」のことです。今では、競馬だけにとどまらず、いろいろな出来事を予想する分野でブックメーカーが登場しています。
競馬におけるブックメーカーが認められている国は、イギリス、アイルランド、イタリア、ドイツ、オーストリア、ベルギー、南アフリカ、オーストラリアなどである。
公に認められている国以外で行われている民間のブックメーカーは、違法行為に問われる可能性があります。
日本、香港、韓国などは、競馬の勝馬投票券の販売業務(場内、場外、電話など)一切を施工者が実施していますが、これは例外的で、
施工者が場内販売のみを取り扱い、認可された民間業者が場外馬券の販売を行っているケースが主流です。
特に、イギリスとアイルランドでは、施工者は勝馬投票券の販売に、場内も含めて一切関与していません。そのため、ブックメーカー
という仕組みが発達してきたとも言えます。
スポーツブック
ブックメーカーと同様の仕組みとして、スポーツの結果を賭けの対象とするものとして、スポーツブックがあります。
スポーツブックは、ここ30年の間で、北米を中心に飛躍的に拡大しました。しかし、現在スポーツブックが合法的に認められているのは、アメリカにおいては、
ネバダ州(ラスベガスのある州)とオレゴン州だけで、他の州で行われているスポーツブックは、基本的に「不法賭博」となります。
最近では、日本からの参加者も多くなってきたためか、日本語でサービスを提供しているオンラインのスポーツブックも登場しています。
ネバダ州では、142の合法的なスポーツブックがあり、プロスポーツからアマチュアスポーツまで、幅広く賭けることができます。
オンラインカジノ
ブックメーカーとは、違いますが、ギャンブルという点では、オンラインカジノがあります。
これも、ブックメーカーやスポーツブックと同様に、その実施者が合法的に認可されている必要があります。
アメリカでは、数百万人ものアメリカ人がオンラインカジノに参加している、という状況に対して、「インターネットギャンブル禁止法案」のような法案が、議会で議論されています。
もし、これが施行されるようになると、現在のオンラインカジノは、大きな打撃を受けることになるでしょう。
もう既に、YahooやGoogleでは、オンラインカジノに関する広告を掲載しないことを、2004年4月に表明しています。